今年1月に生まれた娘を妻の家族に会わせるため、4月にベトナムに帰ろうと計画しました。しかしながら、飛行機の出発2日前にトラブルがあり、行けなくなりました。今回はそのときのことを共有します。
娘の様子がおかしい
ベトナムに出発する3日前、荷造りしていたころです。生後3か月の娘がミルクをあまり飲まなくなりました。そして、飲んだミルクを吐くことが多くなりました。
少しおかしいと思いましたが、以前から吐き戻しはありましたし、熱はなく機嫌は良かったので、様子を見ることにしました。
次の日の午後、昼寝していた娘が急に泣き出し、全く泣き止みませんでした。ミルクを受け付けず、今まで見たことないくらい激しく泣きました。これは確実におかしいと思いました。娘が「パパ助けて!!」と泣いているように聞こえました。
そのあとすぐに小児科に行きました。きちんと検査した方がいいと言われ、大きな総合病院を紹介されました。夕方頃に病院に着いて血液検査と便の検査をした結果、「ロタウイルス性胃腸炎」だと判明しました。
胃腸炎自体は自然治癒するしかないのですが、ミルクが飲めないと脱水症状を起こしてしまうため、入院して点滴することになりました。点滴の針を入れるときに娘がとても痛そうでこちらが泣きそうになりました。
体調が良くなるまで退院できないため、2日後のベトナム旅行は行けなくなりました。
入院生活
娘の入院には一人だけしか付き添いできないため、妻が付き添いしました。ウイルス性の胃腸炎のため、トイレが付いている個室が案内されました。入院中は妻は外出できないため、着替えなどの必要なものを毎日私が届けに行きました。
娘は最初ぐったりしていましたが、点滴して少しずつ元気を取り戻しました。入院3日目にはミルクを飲むようになり、吐き戻しも少なくなったので退院の許可が下りました。そして、4日目に退院して自宅療養することになりました。
航空券のキャンセル
入院した時点で航空券のキャンセルを航空会社(JAL)に依頼しました。私が購入していた航空券は、キャンセル時の払い戻しができないものだったので、お金が無駄になったと落ち込みました。航空券の値段は約20万円でした。
事情を話して飛行機に乗れないことをJALに伝えたところ、なんと、診断書を提出したら手数料なしで全額払い戻ししてくれるそうでした!また、「一日も早く回復されることを心よりお祈りしております」との言葉もいただきました。JALを選んで本当に良かったと思いました。
払い戻しフォームで診断書を提出し、問題なく払い戻し手続きが完了しました。入院したときは20万円損したと思ったので、本当に助かりました。
なお、JALとのやり取りはすべてLINEのメッセージで行われました。電話だとかなり待ち時間があるようですが、LINEだと要件を送信して回答が来るまで待っているだけなので楽でした。返信も結構早かったです。航空会社への問い合わせはかなりストレスを感じると思っていたのですが、全くストレスを感じませんでした。この点もとても良かったです。
後日談
娘の体調も回復し、医者から海外への渡航を許可されました。予定していた日程よりも遅くなりましたが、ベトナムに行くことにしました。ですが、私は予定が合わなかったため、妻と娘だけベトナムに帰ることになりました。一人だと娘の面倒が大変なので妻の妹も同じ飛行機で帰国してくれることになりました。無事に娘がベトナムに行けることになり、妻の家族もとても喜んでいました。
この記事を書いている日の1週間後に飛行機が出発するため、今度は問題なくベトナムに行けることを願っています。