「日本人の配偶者等」などの在留資格には期限が設けられており、在留期限を超えて滞在するためには、在留期限を更新する必要があります。
私の妻は、2023年9月に取得した在留期間が1年であったため、2024年9月までに更新申請する必要がありました。申請は、在留期間が満了する3カ月前からできるため、2024年6月に更新申請しました。
今回はそのときの更新手続きについてお話しします。
初回のビザ申請については、下記の記事をご参照ください。
書類の準備
配偶者ビザの更新申請にあたり、以下の書類を準備しました。
基本的に出入国在留管理庁のホームページに記載されている書類を用意しました。追加で用意したのは、申請人の「在職証明書」ぐらいです。1年前の初回のビザ認定より書類が少なかったため、だいぶ楽でした。
書類名 | 備考 |
---|---|
【A 申請書類】 | |
A-1 在留期間更新許可申請書 | 出入国在留管理庁のホームページでダウンロードします (以下A-2も同様) |
A-2 身元保証書 | 日本での身元保証人として私が署名しました |
【B 申請人関係】 | |
B-1 パスポートの写し | パスポートの2ページ目、3ページ目をコピーしました |
B-2 在留カードの写し | 在留カードの表と裏をコピーしました |
B-3 在職証明書 | 妻の就職先の会社に発行してもらいました |
【C 日本人配偶者関係】 | |
C-1 戸籍謄本 | 役所で取得しました |
C-2 住民票 | 2人が載っている住民票を用意しました |
C-3 給与所得の源泉徴収票(直近2年) | 会社から発行されたものを用意しました |
C-4 住民税の課税証明書(直近2年) | 役所で取得しました |
C-5 住民税の納税証明書(直近2年) | 役所で取得しました |
在留申請オンラインシステムで更新申請
初回のビザ申請と同様に、オンラインで申請しました。具体的な申請方法については、下記の記事を参考にしました。
初回のビザ申請と同様に1カ月半くらいで審査が終わるかと思いましたが、3カ月経っても音沙汰なしでした。入管に電話で問い合わせようとしましたが、混み合っていて全くつながりませんでした。
不安に思っていたところ、申請してから3カ月と1週間でようやく審査完了のメールが届きました。
初回のビザ申請は在留期間1年で、ビザ更新で在留期間3年になるかと期待していましたが、残念ながら在留期間1年しか認めてもらえませんでした。
在留期間3年欲しかったのに1年しかもらえませんでしたよ!
ショックですよ!
1回目の更新は1年になることが多いみたいだよ
結婚期間が浅いからもう少し様子を見たいんだろうね
古い在留カードを出入国在留管理局に送付する
審査完了のメールが来てから14日以内に、以下の書類を簡易書留で出入国在留管理局に送付します。
送付してから10日くらいで新しい在留カードが自宅に届きました。
・返送用封筒(レターパックプラス)
・手数料納付書←手数料4,000円の印紙を貼る
・申請人が現在所持している在留カード(原本)
反省点
マイナンバーカードの再発行が必要になった
ビザの更新が終わったあと、新しい在留カードを持って妻のマイナンバーカードを更新しに市役所に行きました。ですが、マイナンバーカードの有効期限が過ぎているため、更新できずに再発行が必要と言われました。煩雑な手続きを最初からやる羽目になり、さらに、発行手数料1,000円も徴収されてしまいました。
後から分かったのですが、ビザの更新がマイナンバーカードの有効期限までに終わらない場合、マイナンバーカードの有効期限を2カ月だけ延長できるそうです。
そのような制度があるなら、ビザの更新が遅れそうだと分かった時点で延長しておけば良かったと後悔しました。来年のビザ更新のときは忘れないようにします。
更新理由書を添付しなかったのでビザの承認が遅れた?
今回のビザ更新では、入国管理局で指定していた最低限の書類しか提出していませんでした。理由は、初回のビザ申請で二人の関係性を説明しており、補足説明は必要ないと思ったからです。
ですが、そのせいでビザ更新の審査が遅れてしまったのかなと思いました(あくまで個人的主観です)。次回の更新のときは、更新理由書を作成して現在の2人の状況を細かく書こうと思いました。
さいごに
初回のビザ認定申請に比べると、ビザの更新は楽に感じました。1年後また申請する必要があるので、反省点を踏まえ、次回は在留期間3年をもらえたらいいなと思います。