妻はベトナム人

【近況報告】出産、そして退職

2025年が始まって間もないですが、人生の大きなイベントが2つあったので報告します。

出産

2025年1月に第一子が誕生しました。私に顔がそっくりの女の子です。ベトナム人の妻からすると異国の地での出産となりましたが、無事に産むことができました。
妻の家族はベトナムに住んでおり、私も実家が遠いので、2人きりで育児に励みます。

退職

4年間勤めていた税理士法人を2025年1月に退職しました。会計事務所未経験の私に色々と経験を積ませてくれた法人でした。次は別の税理士法人に転職しようと思っています。
第一子が生まればかりですので、育児に専念しながら時間をかけて転職先を見つけようと思っています。今年の夏頃に転職できればよいと思っています。

退職理由

退職理由は一つだけではありません。色々と思うところがあり総合的に判断して退職を決断しました。

仕事が単調に感じ、成長を感じられなくなった

始めの頃は、すべての業務を新鮮に感じていました。ですが、3年くらい経つと一度経験した業務しかやらなくなります。また、頭を使わない作業的な業務も多いと感じるようになりました。
今の業務を続けていてもこれ以上自分は成長しない、新しいことにチャレンジしたい!と思うようになりました。

残業と休日出勤が多く、体力的に辛くなってきた

入社して3年くらい経つと、職場ではベテラン扱いされるようになりました。そして、自分のキャパを超える仕事が来るようになりました。平日では仕事が終わらず、毎週土曜か日曜に出勤していました。
この頃から仕事に追われて体に不調をきたすようになりました。寝ている時に急にうわー!と叫んだり、「すみません。本日中に終わらせます。本日中に終わらせます。」と寝言を言っていたこともあったようです。

チャン
チャン

トムが変になって、チャンも心配でしたよ!

自分の成長に繋がらないのにこれほど身を削る必要があるのかと思いました。上司を見ているとさらに業務量が多いので、ここでは長く働けないと思いました。

会社に対して不信感を抱くようになった

これが一番大きな退職理由かもしれません。
会社の経営方針に不信感を抱くようになりました。現場では身を削りながらギリギリの状態で業務をこなしているのに、職場環境は一向に改善されません。逆に営業先をどんどん拡大していき、業務が増えるばかりです。このような状況で、中堅クラスの人たちは少しずつ辞めていました。私もこのまま会社の犠牲にはなりたくないと思いました。

30代のうちに他の会計事務所も経験したかった

退職するポジティブな理由は、他の会計事務所も経験してみたかったからです。会計事務所未経験で今の事務所に入ったため、まだ1件の事務所しか経験していません。将来独立することも視野に入れているため、他の事務所のやり方も知っておきたいと思いました。独立するなら3件は会計事務所を経験した方がいいという人もいました。
あと数年で40代になってしまうので、できればまだ体力のある30代のうちに新たな環境に飛び込みたいと思いました。

育児に専念する理由

今後は、転職先を探しながら半年ほど育児に専念しようと思っています。一般的には珍しい選択かもしれません。ですがそれにはちゃんと理由があります。

もともと、妻が出産したら数カ月は育児に専念するつもりでした。外国人が日本で育児することは大変なので、サポートが必要と考えたためです。そんななか、会社を退職したいと思い始め、それなら出産するタイミングで退職しようと思いました。

お金は大丈夫かと心配する人もいるかもしれません。ですが、無収入でも半年間は暮らせるくらいの蓄えはあるので問題ありません。税理士試験を受験していた間は、休みの日は勉強だけしていてあまりお金を使っていませんでした。

このような考えになったのは、相続の案件を担当していて、お金に対する考え方が変わったからかもしれません。お金をたくさん残して死ぬより、生きてるうちに有意義に使いたいと考えるようになりました。
相続案件を担当していると、何千万円もお金を残したまま亡くなっている人がたくさんいます。汗水たらして何十年も頑張ってお金を貯めても、結局使わないまま死んでしまう。そして相続税が取られてしまう。何となく虚しさを感じました。それよりも、数カ月は無収入でもよいから、子どもと過ごす時間を増やした方が幸せではないかと思いました。

チャン
チャン

トムが育児も家事もしてくれて、本当に嬉しいですよ!

さいごに

長くなりましたが、2025年になって生活が大きく変わりました。今後は、しばらく育児に専念しながらブログを書いていきます。出産に際して購入したものの紹介や退職後の手続きなども書きたいと思います。

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