2025年8月に家族3人(私とベトナム人の妻と0歳の長女)で3週間ベトナムに帰省しました。これほどの長期間を海外で過ごすことは初めてで、普段できない経験をたくさんしました。これから何回かにかけて、帰省中のできごとを記事にしていこうと思います。
まずは今回の旅行の概要を共有します。
帰省の理由
今回ベトナムに帰省した理由は以下の通りです。
妻の妹の大学の卒業式に出席するため
妻は4姉妹なのですが、そのうちの三女が今年大学を卒業することになりました。ベトナムは9月から新学期が始まるため、8月に卒業式が開催されます。妻の仕送りで学費を払っていたため、最後の晴れ舞台を見に来てほしいと妹から招待を受けました。

妹の学費をチャンがずっと払っていましたよ!立派に卒業できて姉のチャンも嬉しいですよ!
チャンのお母さんを家族旅行に連れて行ってあげるため
これまで家族で旅行したことが無かったため、お母さんに思い出を作ってあげるために行くことになりました。
0歳の長女をベトナムにいる妻の家族に見せてあげるため
ベトナムの家族が毎日のようにテレビ電話して赤ちゃんに会いたがっていました。特にお母さんは、お父さんが亡くなって毎日寂しい思いをしていたため、長女を連れていってあげることにしました。
育休が9月で終了するため
私は1月に会社を退職して育児に専念していましたが、10月から新しい会社で働くことになりました。仕事が始まると長期間の休みは取りづらくなるため、今のうちにベトナムにたくさん行っておこうと思いました。

トムが育休中だから、ベトナムに長期間行くチャンスは今しか無かったですよ!
スケジュール
今回はベトナムに3週間行きましたが、スケジュールは以下の通りです。
1日目:成田空港からホーチミンのタンソンニャット空港へ移動
2日目:ホーチミンのイオンモールで買い物
3日目:妻の妹の卒業式に出席
4日目~8日目:フーコック島で観光
9日目~20日目:妻の実家で過ごす
21日目:ホーチミンから成田空港へ移動

楽しすぎてあっという間の3週間でしたよ!
3週間のベトナム生活で感じたこと
ベトナムでの細かい出来事については、これから個別に記事を書きますが、ざっくりとベトナムでの生活で感じたことを伝えようと思います。
ベトナムは涼しくて快適
ベトナムは南国で暑いイメージがありますが、8月は雨季のため涼しいです。気温は30℃くらいですが、日本のように湿度はなく、ほとんど汗をかきません。雨季なので雨は降りますが、激しい雨が瞬間的に何回か降るだけで、日本の梅雨のような不快感もありません。
日本の暑さは異常だなと思いました。
ベトナム料理が美味しすぎる
今まで何回かベトナムに行きましたが、有名なベトナム料理しか食べていませんでした。例えば、フォーやバインミーなどです。
今回は実家で過ごす時間が多く、現地の人が普段食べるような料理を食べました。そして、今まで食べたことがない料理にたくさん出会いました。
中でも、バインカインにはとてもハマってしまいました。バインカインは米粉で作ったうどんのような料理です。麺の食感がいいですし、スープは海鮮の旨味が詰まっていて、うどんより美味しいと思いました。バインカインを食べるためにベトナムにまた行きたいくらいです。

ベトナム人は自然体で生きている
3週間ベトナムで生活して思ったことが、ベトナム人は他人の目を気にせずに自然体で生きていてストレスフリーだということです。自分の意見をハッキリと言いますし、意見が異なる人に対して同調圧力はありません。
お店の店員もお客さんがいないときはスマホを見ながらリラックスしています。さぼっているようですが、お客さんが来たらきちんと仕事をします。
日本人は他人の目を気にしてストレスを感じますし、仕事中も常に気を張っていて、肩の力が入りすぎだなと思いました。
日本に帰国したあと帰りの電車に乗ると、満員電車なのにお葬式のように静かで、日本は息が詰まると感じました。
ベトナムで生活したくなってきた
ベトナムでの生活は、妻も長女も毎日笑顔ですごく楽しそうでした。私自身も日本にいるときと違って穏やかな気持ちで生活していました。妻のお母さんや妹達が赤ちゃんを世話しくれましたし、たくさん遊んでくれました。赤ちゃんの面倒をお母さんにお願いして、私と妻でカフェに行ったり、日本ではできないこともできました。娘は、親戚や近所の人と触れ合うことができて、成長にも繋がったと思いました。
妻の家事の負担や娘の成長を考えたら、このままベトナムで生活するのもいいかなと思いました。また、私自身ベトナムでの生活を楽しんでいました。
ホーチミンには日本人もたくさん住んでいて、日本料理のお店もたくさんあります。イオンモールや業務スーパーもあり、日本の商品を購入することも容易です。


ただ、良いことばかりではありません。不衛生な部分が多かったり、たくさん虫がいて不快に感じることもあります。それでも、そんなマイナスな部分も許容できるくらい、ベトナムで生活するメリットが自分にとって多いと感じました。
今はまだ子どもも小さいですし、10月に新しい会社にも就職するので、2~3年したら本格的に移住を検討しようと思います。
さいごに
ベトナムで3週間生活して、日本に帰るのが嫌だなと思うくらい順応してしまいました。日本に帰ったら、日本が息苦しくてベトナムが恋しくなりました。そのくらい私の価値観を変える3週間になりました。
フーコックに行った話など、具体的な出来事はこれから記事を書いていきます。