国際結婚の最大の難関とも言えるのが「配偶者ビザ」の手続きです。ビザ申請では数多くの書類を作成、収集する必要があります。私も最初は、どうやって手続きしたらいいんだろうと不安に感じていました。行政書士にお願いすることも考えましたが、妻の助言もあり自力で申請しました。その経験から見えてきた「外注の必要性」について、本音で語りたいと思います。
これまでのビザ申請記録:すべて自力で完結!
私はこれまで行政書士に頼らず、妻のビザ申請・更新をすべて自分で行ってきました。
2023年6月: 初回のビザ交付申請。9月に「1年」のビザを取得。初回申請が一番ハードルが高く、作成する書類も多くて大変でした。

2024年6月: 1回目のビザ更新申請。9月に「1年」の更新許可。初回申請よりも提出する書類が少なく、結構楽に感じました。

2025年8月: 2回目のビザ更新申請。10月についに「3年」の在留期間を取得!この頃にはビザ申請は慣れたものでした。

ビザ申請における行政書士の料金相場
一般的な行政書士の報酬は初回認定15万円程度、ビザ更新が5万円程度と言われています。
行政書士に手続きを代行してもらう方が確実ですが、何となく自分でできそうだなと感じたのと、「税理士資格を持っているトムなら自分で調べられるよ」と妻から後押しがあり、自分で手続きすることにしました。
自力で解決できなかった点
基本的に入管のホームページやネットの情報をもとに書類を作成しましたが、一部自分で判断できない部分がありました。
妻は結婚するときに技能実習生だったのですが、技能実習ビザから配偶者ビザへの変更は原則認められないと聞きました。一定の書類を提出すれば認められる場合もあると書かれたネット記事もあったり、情報が交錯していました。
このため、電話で無料相談してくれる司法書士を探して相談することにしました。その結果、妻が会社を辞めて一旦技能実習ビザを返納し、ベトナムに帰国した後に配偶者ビザを申請することにしました。この部分は自分だけでは解決できなかった点でした。
正直…自分でもできる!士業経験者から見た「実態」
・士業の視点: 私自身、税理士法人で5年間働いています。その経験から言うと、報酬10万円程度の業務は内容が定型化されており、どちらかというと簡単な仕事という印象を受けます。税理士業務でいうと、不動産を何件か持っているサラリーマンの確定申告のレベルかなと思います。このくらいのレベルだったら、やり方が分かれば自分でもできるのになと常日頃思っていました。
・行政書士に頼んでも「自分でやるべきこと」は多い: 戸籍謄本や住民票、納税証明書などの必要書類のほとんどは、結局自分が役所へ行って用意しなければなりません。ですので、料金に見合った効果を感じられるのか疑問に感じる可能性があります。
・情報の入手しやすさ:入管のホームページには、必要書類がすべて明記されています。ネット上には行政書士自身が解説しているマニュアル記事も豊富にあります。分からないことがあれば、行政書士の無料相談で聞くこともできます。
・オンライン申請の利便性:行政書士に依頼した場合に入管への書類提出を代行してくれるというメリットがありますが、オンライン申請を使えば入管に行かなくても申請できます。平日に仕事を休んで入管へ行く必要がありません。自宅のパソコンから24時間いつでも申請でき、認定証もメールで受け取れます。
・所要時間: 自分で調べ、書類を作成し、スキャンしてアップロードするまで、8時間程度あれば十分です(初回申請の場合はもう少し時間がかかりますが)。空いた時間に少しずつ書類を作成すればそこまで負担はありません。ビザ更新2回目のときは1回目の更新と同じ書類を準備するだけなので、あまり時間はかかっていません。
行政書士にお願いした方が良い人の特徴
私は自力で申請しましたが、以下のような「不安要素」がある場合はプロに頼る価値があると思います。
・偽装結婚を疑われるリスクが高い人: 出会ってから結婚までの期間が極端に短い、年齢差が非常に大きい、交際を証明する写真が極端に少ない場合など。
・生活基盤に不安がある人: 夫婦ともに無職(私の場合は内定承諾書や預金残高の添付でカバーしました)、または収入が著しく低く、日本での生活維持が困難とみなされる可能性がある場合。過去にオーバーステイや強制退去などのトラブルがある場合。
・書類作成が苦手、または忙しすぎて時間がどうしても確保できない人
まとめ
標準的な国際結婚であれば、行政書士に10万円払うよりも、自分で調べて申請する方がはるかにコスパが良いと思います。初回申請が一番大変ですが、それ以降は意外と簡単に感じると思います。なお、自力で申請することを推奨するものではなく、あくまで私の意見であることをご承知おきください。
今後は永住権の申請も自分で行おうと思います。

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