妻はベトナム人

【1万円→20万円への大増税前!】ベトナム人妻の永住許可申請を自力で行ってきた話

「トム・チャンぶろぐ」のトムです。ベトナム人の妻・チャンと結婚して数年、私たちにとって最大の目標であった「永住権(永住許可)」を申請しに行ってきたので共有します。

   ↓過去のビザ更新の内容はこちら
2回目のビザ更新で在留期間3年取得!
今年もこの時期がやってきました。配偶者ビザの更新です。在留期限の3か月前から申請できるため、前回の申請からわずか9か月で更新の準備が始まります。今回もこれまでと同様に行政書士に頼まず、自分で書類を作成してオンライン申請しました。今回は、3年…

ついに永住許可申請の要件が揃った!

2026年6月、ついに「婚姻期間3年以上」という大きな節目を迎えました。昨年の配偶者ビザの更新では、運良く在留期間「3年」を取得することができました。ついに念願の永住許可申請の条件が揃いました。

チャン
チャン

これで永住許可申請できますね!永住権をもらえたら、ビザ更新しなくてよくなるからトモも楽になりますよ!

これだけは必須!永住要件リスト

日本人の配偶者が在留許可申請する場合の主な要件は以下の通りです。

  • 日本人との婚姻生活が3年以上、かつ、日本に引き続き1年以上在留している
  • 現在の在留期間が「3年」又は「5年」
  • 所得税、住民税、社会保険料等の納付義務を果たしている
  • 法律を守っており、罰金刑や懲役刑などを受けていない
  • 世帯全体で安定した収入がある(目安として世帯年収300万円程度)

妻は税金をきちんと納付していますし、形式要件も問題なく満たしています。また、日本語能力も高く日本語能力検定もN1に合格していることもプラスに働くかと思いました。

2026年10月の「20万円への大増税」を回避せよ!

永住許可申請は特に提出期限はないのですが、今回は2026年9月中に申請しなければいけない切実な理由がありました。それは、2026年10月から実施される手数料の爆発的な改定です。

これまで1万円だった永住許可の手数料が、2026年10月からはなんと20万円へと跳ね上がることが決まりました。9月30日までに提出すれば旧料金、10月1日になると20万円……その差は19万円。これはかなりの衝撃です。

「絶対に9月中に申請されなければならない」という緊迫感の中、書類に不備がないか何度も確認し、9月中に間に合うように準備を進めました。

在留許可要件の改正(原則として2027年4月以降)

2026年10月の手数料高騰に続き、2027年4月には在留許可要件のさらなる改正(厳格化)も予定されています。在留期間の要件が3年から5年に変わるとも言われており、改正後は妻は要件を満たさなくなってしまいます。
審査のハードルは年々高くなっており、「将来取ればいい」と考えている間に、条件がさらに厳しくなる可能性が高いのです。

1. 2026年10月1日に運用開始されるもの

  • 対象:収入・資産基準、公租公課の適正納付、将来の年金受給見込額など「生計維持および公共の負担とならないこと」に関わる考慮要素
  • 運用:改定日(2026年10月1日)の6か月前(2026年4月1日)以降になされた申請で、10月1日時点で審査中である案件にも適用されます。

2. 2027年4月1日以降の申請から適用されるもの

  • 対象:最長在留期間(5年)の所持要件や、配偶者特例をはじめとする居住・身分関係の期間要件、その他の定着性・日本語能力等に関わる新基準(2026年9月時点ではまだ検討中とのこと)
  • 運用:原則として2027年4月1日以降に提出される新規申請から適用されます。

書類の準備

これまでのビザ更新は自分たちで乗り越えてきましたが、永住許可は難易度が高いので、最初は行政書士に頼もうかと考えました。ですが、行政書士と初回面談した際に、料金が15万円と高かったこと、説明に誤りがあって不信感を覚えたので、今回も「自力申請」を決意。自分たちでコツコツと準備を進めました。

永住許可の申請ということで、必要な書類も多いのだろうと身構えていましたが、ビザ更新の必要書類にいくつか追加するくらいという印象でした。以下の書類が私が用意した書類ですが、★マークがついているものは、これまでのビザ更新では提出していなかった書類です。
なお、配偶者ビザはオンライン申請ができますが、永住許可はオンライン申請に対応していないため、入管に行って直接紙で提出する必要があるので注意が必要です。

出入国在留管理庁HPに記載の必要書類

  • 永住許可申請書
  • 写真(縦4cm×横3cm)
  • 配偶者(日本人)の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 申請人を含む家族全員(世帯)の住民票(マイナンバーは省略)
  • 扶養者の在籍証明書★
    →妻は無職のため、私だけ提出
  • 直近3年分の住民税の課税(または非課税)証明書および納税証明書
    →コンビニでは直近1年分しか取得できないため、役所に行って発行してもらいました。妻の分は委任状を提出して取得しました。
  • 直近3年間において住民税を適正な時期に納めていることを証明する資料
    →住民税を普通徴収で支払った期間がある場合に支払った証票を提出します。私は一時期無職の期間があり普通徴収の期間がありました。楽天Payで納付していたので、楽天Payの支払明細を印刷しました。
  • 納税証明書(その3)(源泉所得税及び復興特別所得税、申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税、相続税、贈与税)★
    →税務署で発行してもらうことができますが、私はe-Taxでオンライン申請しました。オンライン申請は手順がかなり分かりづらかったです。e-Taxを使ったことがない人は大変かもしれません。
  • 年金事務所発行の「被保険者記録照会回答票」、「被保険者記録照会(納付Ⅰ)」及び「被保険者記録照会(納付Ⅱ)」★
    →年金事務所に電話で相談したところ、自宅に書類を送ってくれました。特に手数料は取られませんでした。
  • 世帯全員分の健康保険被保険者証(写し)
    →マイナ保険証だったので、マイナポータルにログインして資格情報をPDFでダウンロードしました。
  • 親族一覧表★
  • 身元保証書(日本人の配偶者である私が身元保証人となりました)
  • 身元保証人(私)の身元確認書の写し
  • 了解書★

自主的に提出した書類

  • 申請理由書
    →ネットで見つけたテンプレートを基に2ページくらいにまとめました。来日から現在までの経緯、現在の生活状況、永住を希望する理由を記載。それと私が1年前に無職の期間があったので、その理由も補足で説明。
  • 妻の運転免許証
    →妻が仕事に意欲があることを伝えるために添付。
  • 妻の日商簿記3級合格証
  • 妻の日本語能力試験N1~N3合格証
  • 娘の特定教育・保育施設等利用調整結果通知書★
    →娘を保育園に入れられず、妻が就職できないことを証明するため
  • 税理士証票★
    →社会的な信頼性や生計維持の証明を補強
  • 自宅の賃貸借契約書★
  • 預金・有価証券の残高関係資料

意外と早かった!入管での手続き

7月頃から準備を始め、9月上旬にようやく書類の準備ができたので、満を持して入管に行ってきました。今回は、自宅から近い地方出張所に行きました。

最近はベトナムが海外の不法滞在者の罰則を強化し、ベトナム人の不法滞在者が入管に大挙しているとニュースが出ていたため、かなり待たされるのではないかと不安になりました。私たちは少し早めに開館の10分前(8時50分頃)に入管に着きました。

入管に着きましたが、並んでいる人はいませんでした。待ち時間なしで受付に行き、書類とパスポート、在留カードを提出して番号札とハガキをもらいました。ハガキは審査が完了した際の通知に使用されるようで、宛名の面に名前と住所を記載しておいてと指示を受けました。

番号札は12番。ロビーに長椅子がたくさん置かれていましたが、かなり空いていました。15分ほど待っていると窓口に呼ばれました。
ハガキを提出し、パスポートと在留カードの返還を受けました。パスポートには永住許可申請の受付表がホチキスで付けられていました。永住許可の審査は東京の入管で行われるとのこと。今はすごく混みあっていて、1年半から2年ほどかかっているそうです。
注意してほしいのは、その間に現在のビザの期限が到来する場合は、期限通りにビザの更新をするようにしてほしいとのこと。
簡単な説明も終わり、あっさりと申請手続きは完了しました。余裕を持って終日有給をもらっていたのですが、随分早く終わってしまいました。ですが、1歳の子どもと一緒に行ったのでかなり助かりました。

自力申請は大変だけど、無事に期間内に提出できた

9月上旬の駆け込み申請。ビザの更新よりも書類が多くて大変でしたが、想像していたよりかは楽な方だと思いました。基本的には集める資料が多いくらいで、自分で考えて作成する書類は申請理由書くらいでした。とにかく無事に提出ができたので、あとは気長に待とうと思います。できれば、次回のビザ更新の前に許可をもらえたらいいなと思います。

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